突然足がつる「こむら返り(こぶら返り)」とは一体何が起きてる?

こむら返りは、筋肉の痙攣(けいれん)

こむら返り,こぶら返り,足がつる

「こむら返り」とは、よく「足がつった」と言われる状態で、足の指先や土踏まず、太腿、ふくらはぎなどの筋肉が過度に収縮して痙攣(けいれん)が起きる症状のことで、激しい痛みを伴います。なかでも、ふくらはぎの「腓腹筋(ひふくきん)」という筋肉でよく発生します。炎症ではないので、消炎用の湿布などは合いません。

 

この痙攣は、ふくらはぎの筋肉と中枢神経(脳と脊髄)との間で筋肉の伸び縮みを制御している信号のやり取りに、何らかの原因で異常が生じて、筋肉が過度に縮んでしまうこと(筋肉の緊張)で起こります

 

これには、ふくらはぎの筋肉量も関係するので、男性よりも女性に、若年者よりも高齢者に多く発生する傾向があります。

 

ちなみに、「こむら返り」の「こむら」とは、古い言葉でズバリ「ふくらはぎ」のことで、漢字では「腓腹筋」の「腓」と書きます。

「コブラ」返り?

こむら返り,こぶら返り,足がつる

「こむら返り」のことを「こぶら返り」と言う地域もあります。私が生まれ育った地域(関西)でも「こぶら」の方が一般的です。このため、毒蛇の「コブラ」のイメージが強くて、「コブラ返り」は、筋肉がコブラの胴体のようにくねって起きるからだとか、激痛がコブラに咬まれたときに匹敵するからだとか、コブラに絡めたもっともらしい由来を聞かされ、長く信じていました。しかし、これらは間違いで、「こぶら」も「こむら」と同じく「ふくらはぎ」を指す古い言葉とのこと。毒蛇とは全く関係ありませんでした。

 

こむら返りは運動してなくても起きます。

 

こむら返り,こぶら返り,足がつる

こむら返りですが、サッカー選手が試合中に足がつって倒れ込む場面をよく見ますが、運動中やその直後に起きるイメージがあるかもしれません。実際に経験したことがある人も多いと思います。

 

しかし、こむら返りは家事や散歩、車の運転や、そして睡眠中など特に運動しているわけではない場面でも起こります

 

どうして寝ているときにも「こむら返り」が起こるのか??

 

妊婦はこむら返りになりやすいです。

こむら返り,こぶら返り,足がつる

 

妊娠中は体調が不安定になりますが、中期から後期になると、睡眠中に足のつりやこむら返りが起きやすくなります。うちの妻もしばしばなっていました。これは、体重が増えて足の筋肉への負担が大きくなっていることや、血行不良、骨盤のゆがみ、ミネラル不足などが原因だと考えられています。症状が気になる場合は、産婦人科などで診てもらってください。