足がつる「こむら返り」が運動していない睡眠中にも起きる原因と予防策

寝ているときに足がつる2つの原因

運動していない寝ている時にも、足がつる「こむら返り」がよく起こる原因には、大きく「ふくらはぎの筋肉に老廃物が溜まること」と「ミネラルが不足すること」があります。

 

【原因1】ふくらはぎの筋肉に老廃物が溜まること

 

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歩いたり走ったり、足を使うとふくらはぎの筋肉が伸縮を繰り返します。ふくらはぎの筋肉が動くと、細胞の代謝によって老廃物(筋肉を収縮させる緊張成分)が生成されます。

 

通常、老廃物は筋肉が伸縮することでポンプの働きをして、血流(静脈)に排出されます。しかし、激しいスポーツをしたり長時間歩き続けたり、立ちっぱなしだったりと、筋力以上の運動(筋肉を酷使)すると、筋肉のなかに大量の老廃物が発生して、排出が追いつかなくなり溜まっていきます。老廃物が溜まりすぎると、筋肉が緊張して、こむら返りが起きます

 

老廃物は運動をしていない睡眠中にも溜まります。それは、寝ている間は血行が低下していることに加えて、筋肉をほとんど動かさないからです。このため、睡眠中にもこむら返りが起きるリスクがあります。

 

 

【原因2】ミネラルが不足すること

 

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筋肉の伸縮は、中枢神経(脳と脊髄)との信号伝達によって制御されていますが、この神経信号の伝達に欠かせない働きをしているものが、血液で運ばれてくるカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムといったミネラル(電解質)です。このミネラルが不足したり、バランスが崩れたりすると、神経伝達に不具合が起きて、こむら返りにつながります。

 

ミネラルは、神経の伝達のほかにも、人間の骨や歯を作り、水分量や浸透圧を調節したり、細胞の働きに関わるなど、身体が健康を保つ様々な役割を果たしています。ミネラルは体内では作れないので、毎日の食事でしっかりと摂ることが大前提です。

 

寝ている間は、血行が日中よりも悪くなるので、ミネラルが届きにくいうえに、汗をかくことで、ミネラルが不足したり、体内の水分が不足してミネラルバランスが崩れやすいので、こむら返りが起こるリスクが高い状態なのです。

睡眠中に起きる「こむら返り」の今すぐに始められる予防策

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寝ている間のこむら返りを予防するには、上述の原因の通り、睡眠中も老廃物の排出とミネラルの供給を促すことがポイントになりますが、これに大きく関わってくるものが「血行(血液の巡り)」です。

 

睡眠中は体温が低下して、また体をほとんど動かさないので、日中よりも全身の血行が悪い状態になっています。血流は熱も全身に運びますので、血行が悪いと熱が行き渡らずに、手や足の尖端部分から冷えてきます。そして、身体が冷えると血管が収縮するので、さらに血行が悪くなります。そこへ、身体が冷たい外気に冷やされると、さらにさらに血行に悪い影響がでます。

 

ふくらはぎは、身体の尖端部で表面積が広い割には筋肉量が少なく、外気温の影響を受けやすいので、身体の中でも冷えて血行が悪くなる部分です。このことから、ふくらはぎを冷やさないようにすることが、今すぐに始められる睡眠中に足がつる、こむら返りの予防策となります。

 

ふくらはぎを冷やさないようにする予防策は?